工事進捗 窓リノベ 補助金

昭和町の家 緑と繋がる窓リノベ

2025/04/01

昨年から工事継続中の 昭和町の家。
リフォーム工事のテーマの一つは、「庭の緑と内部空間を繋げること」
住宅の3方向には、お客様が育ててきた豊かな植栽があります。
室内から美しく豊かな庭を感じることが、お客様のご希望でした。

↑ これは お客様が希望を伝えるためにエクセルで描いてくれた図面。
 工事で叶えたいことがわかりやすかったです。
 (建築として出来ない事はお伝えして、代替え案をご提案したりもしました)


■1期工事は 「浴室と脱衣室」
住みながら、比較的広範囲の居住スペースのリフォーム工事を行います。
生活への影響も大きくなるため、昨年の秋ごろに浴室と洗面脱衣室の工事を先行して行いました。

解体途中の脱衣室の窓。アルミフレームの単板ガラスサッシです。
壁・天井にも断熱材は少しだけ。
寒くて仕方なかったはずです。

新しい窓は、私たちの一押し 樹脂フレームのトリプルガラスサッシ。
断熱性能は抜群。
窓の位置、寸法を変えて、外のモミジを絵画の様に切り抜きます。

窓の手間には、引き戸の形にしつらえたミラーをご提案。
(窓との距離を意図的に広くとり、閉めても結露しにくい様に配慮しています)
「葉が散った姿も好きなんです」とお施主様。

浴室の窓
庭のバラとアジサイを見るための窓です。
木製フェンスの笠木(てっぺんの屋根)ラインが見えて欲しいとのご希望でしたので、大きめのスクエア(正方形)窓に。
景色を楽しめるバスタイムを過ごせるようになりました。
落葉樹が芽吹くこれからの季節、一段と楽しみですね^^

■2期工事は
外壁の表面劣化状況が張り替えの時期を迎えており、
なおかつ、雨仕舞いがあまりよろしくない納まり箇所があることから、外壁を全面貼替を行う計画。
外壁貼替に伴い仮設足場も住宅全面に架ける必要があります。

・家全体に仮設足場を架けることは、そうそう無いこと
・国の大盤振る舞いな補助金がラストイヤーということ
・子世代へ住み継ぐこと
などを考慮して、家じゅうの「アルミ単板ガラスサッシ」を「樹脂製トリプルガラスサッシ」へ交換する計画を進めています。

そして1階の窓全てが、庭の緑たちと繋がる楽しみを持っています。
窓周辺の設えも、ご相談しながらひと工夫。
性能向上するからこそ できる「外と繋がる豊かな窓辺」
※窓辺が寒かったら近くに居れないですからね!

ストレスフリーな美しい窓辺を目指して、
計画は進行中です。