リノベーション工事 減築 窓リノベ 補助金

長岡市:減築を伴う、断熱改修及び内装リノベーション工事-ご契約いただきました-

2025/02/10

春着工のお施主様よりご契約いただきました。

お施主様との出会いは昨年の6月。弊社のホームページからメールでお問い合わせをいただき計画がスタート。

工事内容は減築を伴う、断熱改修及びリノベーション工事

昭和30年代のお住まいに昭和50年代(新耐震基準以降)に増築したお住まい。

当初のご相談内容は昭和30年代のお住まいの老朽化を懸念されていて残して修繕をするか、いっそ解体(減築)するか、かつ耐震、断熱をするにはどのようにしたら良いか。

現地確認をさせていただき、我々の出した結論(ご提案)は「昭和30年代のお住まいの減築」

減築提案の理由は、

・修繕して使用できたとしても、今後のメンテナンスが不要になるわけではない。築年数を考えれば、今後何度もメンテナンスの必要性が出てくること。

・この工事を機に面積を減らすことが後々のご家族構成の変化にスムーズに対応できるのではないか。

・耐震に関しては、耐震補強で耐震改修補助金も利用可だが、コストがかかり過ぎることが懸念され、新耐震基準時に建築された昭和50年代部分のみを残した方が耐震性は確保できること。

・断熱に関しては面積を少なくした方が暖房効率が上がること。

・減築部分の現状使っている部屋は一部の部屋に限定されていたため、リノベーションのプラン次第で残す昭和50年代部分で事足りるのではないか。

などが挙げられます。

現時点で減築部分に置いてあるタンスや、その他の収納品をどうするか?などお施主様もずいぶんお悩みいただきましたし、多くの物を処分したり片づけたりといったこともされ、ご決断いただきこの度ご契約となりました。

※必ずしも減築をお勧めするわけではありません。そのお住まいのお施主様のご家族構成や状況に合わせてベストなご提案となるように心がけております。

■減築部分のお住まいのあれこれ

・ぼんぼり照明

現地調査時に電機屋さんが「今なかなかこんな照明ないよ!?レトロでいいなぁ」とおっしゃっていた、ぼんぼり照明。

・松下電工の照明

こちらは減築部分のものでは無く、リノベーション部分において取り外す部分の照明器具。

2つとも気になってグーグルレンズで検索してみました。

2つとも全く同じ物がフリマアプリ等で取引きされておりました。貴重なものなので一旦引き上げてリノベーションしたお住まいに再利用できるか検討してみたいと思います。

完成後の性能や仕上げの綺麗さは当然のように担保するのはもちろんのこと、今まで使っていた物の再利用をしていくのもリノベーションの醍醐味ですね♪

こちらも減築部分にある窓手すり格子。当時の大工さんか建具屋さんの仕事かは定かではないですが、しっかりメンテナンスされていました。一部別の利用目的で再利用をご希望されましたが、強度の関係上再利用はしないことにさせていただきました。

アルミサッシ誕生前の木の窓。風情があってとても良い。断熱性や防犯性を考えれば現在の窓には適わないので、窓として再利用はできないけれど別のどこかに再利用できないか、まだお施主様にはお話していませんが、そんなことも考えたいと思います。

工事が始まりしだい順次更新していきます。お施主様、ご契約ありがとうございました!