感想 理念 指針 研修

エコハウス大賞 表彰式へ

2024/11/26

■第8回日本エコハウス大賞表彰式へ

11月22日(金)東京ビックサイトで開催された、第8回日本エコハウス大賞表彰式に参加しました。
対象物件は「緑道を望む住まい」
弊社代表の大竹、設計担当者目黒が参加し、自邸モデルハウス部門最優秀賞を受け取らせて頂きました。

2次審査会ではオンラインでしたが、リアルでそうそうたる審査員の方々、そして全国のトップランナーの方々と実際にお会いできて、とても光栄な時間でした。

モデルハウス自邸部門のプレゼンターは、構造塾の佐藤実先生。
新潟出身で、業界では 木構造計画のコンダクター的存在です。
改めて、大変名誉ある賞を頂けたことを嬉しく思います。



■エコハウスを考える


会場講演では「新築エコハウスの今後」という切り口で、先生たちのディスカッション。そして懇親会でも伊礼智先生からもその続きのお話しをお聞きできました。

エコハウスは今よりシンプルに。
環境を考え、
地域を考え(地域材、地域の職人)
断熱性能を上げて、
植栽を植えて、
メンテのしやすい、
未来への贈り物たるものを。
そして、新築よりも既存住宅リノベはエコである ということ。

そんなお話しを、そうだよなーと素直に受け止められた理由は、
日頃から弊社が学び実践していたことと、そこまで大きな差が無かったからかもしれません。

目の前の住まい手の暮らしの最適化 ≒ 未来と社会を考えた全体最適 という定義で良いのです。

新築だけじゃなく既存リノベも向かう先は近いはず。

■エコハウスは 一部の人だけが取り組むものではない
この話もありました。

エコハウスは、全国の中でほんの一部の設計者施工者だけが取り組めばいいものではありません。
地球温暖化、
住宅価格の高騰、
人口減少、
職人不足、
様々な状況・情勢が進む現代において、より多くの家(住まい)がエコハウスであることが必要であること。より沢山の事業者が取り組みやすく、より沢山の住まい手(現在と未来の)が幸せに暮らすためには、そのつくり方はよりシンプルで汎用性が高ければ、真似しやすくなる ということです。どこかの誰か(事業者)だけが作れる、商売で独り勝ちすれば良いというものではダメなのです。今作った住宅が、現在も、未来でも、住む人を幸せにできるのがエコハウス。もっともっと広まらなければならないのです。

YKKAP主催の性能向上リノベデザインアワードの表彰式の際にも、「再現性」という意味で「レジリエンス性」が大切だという話がありました。これも近しい意味だと思います。

【沢山の参加者、先生方で溢れる懇親会会場。目視でオーラのある人はだいたい大先生です。】

今回の受賞を糧に、今後も精進します。