6月中旬よりスタートした長岡市内性能向上フルリノベーション工事もいよいよ完成に向かい、仕上げ工事中です。

床はオークの無垢板を採用。

硬い材料のため摩耗性や衝撃性に強いという特徴がありますが加工しやすく、木目も美しいので標準的に採用しています。薄茶色の風合いで家具にも合わせやすく、落ち着いた空間を演出してくれます。

基礎断熱を採用しているため、基礎も屋内空間。したがって床には数カ所スリットを入れて空気の循環を促します。

LDKの天井には床と同じオーク材を貼りました。手前に見える既存の柱との色合いのコントラストが良い感じです。床、天井に同じ樹種を使うことで空間に統一感を演出しました。

LDKにはリビング階段を採用。オープン部分は鉄（アイアン）の階段下地（「側桁」（がわげた）といいます）を作ってもらいました。

取付完了！鉄の黒は木の色とも相性が良いためデザイン性をプラスします。また、２階の窓がら差し込む光も階段を通して１階に届けてくれます。実用性も兼ね備えた階段となりました。

お施主様の要望でLDKの壁の一部は出っ張って作りました。一体どんな意図で作ったのか！？完成までのお楽しみです♪

こんな感じで図面を作ったり♪

リノベーション前に使っていた棚板をリノベーション後は別の形で再利用したり♪

足場も外れて外観は全容が姿を現しました。窓位置をしっかり整えて、デザイン性もリノベーションできました。

お施主様のご要望とご提案を融合させて職人、現場監督、設計で取り組んだ今物件も間もなく完成です。