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長岡市-性能向上フルリノベーション工事- 進捗④
2024/10/16
耐震補強工事が順調に進行中。
要所に斜めの力で抵抗する「筋交い」を設け、
地震の力により柱が抜けないように金物も設け、補強工事を行います。
市の補助金対象工事であることから、市役所の現場検査が実施されます。
設計者立ち合いのもと、設計図面(耐震補強計算書)通りに、また定められた施工法通りに実施されているかを確認していただきます。
検査は支障なく無事に完了。現場監督はもちろん、大工さんも細かく図面をチェックしていただいたおかげです!
耐震補強がひと段落すると、次はサッシ(窓)を取付け、断熱材の施工が始まります。
幅2m60㎝ 高さ1m30㎝と幅1m30cm 高さ1m30cmの大きな窓で構成する南東のLDKに設けたコーナー部分。ガラスが3重のトリプルガラスで断熱性は申し分ありません。また、コーナーに設けることで外部への視線の「抜け」が抜群。さらに採光、冬の暖かな日射を屋内に取り込むための重要な窓となります。
窓を設置する前には取り付ける柱との間にパッキンを取り付けます。
経年による窓と構造躯体とのすき間防止に役立ちます。見えないところにもこんな工夫や部材を使いながら品質を確保していきます。
断熱施工は、下(床や基礎)から順に施工します。
今物件は基礎断熱を採用し、基礎の立ち上がり部分に100㎜、水平部分に50㎜を設置。
※弊社ではリノベーションの場合、施工箇所や現況に合わせて床断熱か基礎断熱を決定します。どちらが良いか、優れているか、ということではなく建築地(雨で冠水するような地域には床下に水が浸入する可能性もあるためお勧めしない場合が多い。)やコストバランスなど様々な要因を検討したうえでご提案しております。
壁の断熱材は柱と柱の間に120㎜、さらに外側にも60㎜のダブル断熱(建築用語では「付加断熱」と言います)を採用。外の断熱材は晴れ間を狙って一気に施工していきます。
天井の断熱材は400㎜の厚みを確保。冬はもちろん夏の屋根下の暑さの改善にも大いに活躍してくれます。
物理の原則で、物質は必ず高い方から低い方へ移動します。熱も同じ。
冬は屋内の暖かい空気(温度の高い空気)が冷たい空気(温度の低い空気)の方へ流れていく性質があり、夏はその逆で暑い空気が冷房した屋内に入ってきます。
それを防ぐ役割が断熱材です。逃げようとする、入ってこようとする空気をしっかりとシャットアウトすることが役目。まさに字のごとく、「熱を断つ」。断熱材の厚みが厚ければ厚いほどその効果は絶大です。
今物件のお施主様の要望である「断熱に手は抜かない」をしっかり完遂していきます。
間もなく中越地震から20年 。
耐震補強工事で地震への抵抗力を増すことはもちろん、万が一被災してライフラインの復旧が遅れても断熱工事で外部の暑い、寒いを一定期間はしのぐことができます。
これからのリフォームやリノベーションでは住まいのシェルター化への取り組みが重要です。
■長岡市-性能向上フルリノベーション工事の過去記事はこちらから
長岡市-性能向上フルリノベーション工事-スタートしました – リノベ専科 住み継ぐ家 | 株式会社大庄 (sumitsuguie.com)
長岡市-性能向上リノベーション工事 進捗② – リノベ専科 住み継ぐ家 | 株式会社大庄 (sumitsuguie.com)
長岡市-性能向上フルリノベーション工事- 進捗③ – リノベ専科 住み継ぐ家 | 株式会社大庄 (sumitsuguie.com)
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■本日の現場飯紹介
中華大吉 今朝白店 中華大吉 今朝白店 – 長岡/ラーメン | 食べログ (tabelog.com)
柿川邸 柿川亭 – 長岡/油そば・まぜそば | 食べログ (tabelog.com)
春野屋食堂 春野屋食堂 – 宮内/ラーメン | 食べログ (tabelog.com)
先日お施主様から「今日はどこ食べに行くの?」と聞かれたそうで、施工中のお施主様も読んでくださっていることを知れた出来事でした。読んでいただいている方がいる限りこの現場飯紹介も続けていきます!