工事進捗 新築工事:長岡市二世帯住宅
長岡市二世帯住宅新築工事~天井断熱-天井板材-建具-床材-階段~
2022/11/10
長岡市二世帯住宅は順調に進行中です!
天井断熱はセルロースファイバー吹込みを300㎜
トラックに積んだ機械でホースを使って天井に吹込みます。
求めた断熱性能は300㎜厚さですが、断熱自体の自重で沈み込みも加味して実際施工した厚さは350㎜。念には念を入れて省エネルギーを実現します。
断熱工事や下地工事が終われば、ドアや引き戸の建具枠、床材貼りが始まります。
こちらのお住まいでは、シンプソン社の木製屋内建具を採用。栂(ツガ)材で作られた輸入品のため、作りや取付方が日本の物とは異なります。現場監督と大工さんが四苦八苦しながらも綺麗に取付けてくれました。
こういう見えないところに職人の技が光ります☆
枠の取付完了!綺麗なツガの色が映えますね。
そして2階のLDK天井はデザイン性も考慮してホワイトファー(北アメリカ材 モミ属(マツ科))の木板を採用。凹凸のある形状になっていて吸音効果も期待できる仕様になっています。
貼り終えるととても綺麗な仕上がりに。
床材の施工も始まりました。2階の床は無垢3層構造のパイン材を採用。表面には、蜜蝋・亜麻仁油・カルナバベースオイルが主成分の身体に優しいワックスが塗装されています。
(※カルナバベースオイル:ブラジルに自生栽培されているカルナバヤシから取れる蝋をベースにしたオイル)
木の調湿機能を妨げず無垢の質感も損なわないため、健康にやさしい仕上げの床になっています。
階段にはタモ材を使用。堅いため階段材としては一般的によく使用されます。階段は工場である程度加工(プレカット)され現場に納品されますが、組み立てはもちろん大工さんの手作業。きれいな仕上がりを考えながら組立てていきます。
足場も外れて、外部では水道配管屋さんが給排水工事を施工中。
無垢の木を多く使用した二世帯住宅。年末の完成に向けて今日も稼働中です☆
では本日はこの辺で。