工事進捗 新築工事

燕市殿島の家~上棟・躯体構造工事~

2022/10/25

更新の滞っていた燕市殿島の家。
時差を取り戻すべく、連投いたします

■上棟、そして餅まき

上棟は、この状態からスタート。
建て方工事が段取り良く進むように、
前日には棟梁が 1階の柱を立てて、柱の柱脚接合金物を設置しておいてくれました。

建物の四隅を、お酒・塩・お米でお清めしてから作業に取り掛かります。

1階の柱に、梁(はり)桁(けた)を掛けて、
その後、2階床下地 兼 水平構面となる構造用合板(厚さ24mm)をテキパキと張っていきます。

その後、
2階柱立て → 2階梁桁架け → 束立て → 母屋取付

1日目の終わりには、ほぼ家のボリュームが見える状態に。
棟梁と現場監督の段取りのおかげです。

そして、2日目の夕方には予定通りに 上棟餅まきを開催!!
施主様、棟梁、弊社社長及び関係者で
「いきますよー!それーっ!」と 御餅やお菓子、五円玉をまきました♪
ご来場いただいた地域のみなさまにも喜んで頂けた様で、
お施主様にとっても、家づくりの思い出となったことと思います。

施主様からは 最後に棟梁や関係各位に、折箱(施主様のおとうさまお手製!)など計らって頂きました。
大変ありがとうございましたm(_ _)m





■施工の要~地味だけど大切なもの~
さて、ここからは
「とても大事だけど完成したら見えない部分」
「地味だけど大切なもの」
「写真映えしない工事写真」
をお届けします。

構造計算を行い、必要な柱箇所のみ、めり込み防止プレートを柱下端部に設置。

上記写真は通し柱です。
2方向に梁が取りつく通し柱のみ、集成材として、梁受け金物を使用。
(基本的な柱は、杉の無垢材)
そうすることで柱の断面欠損が減ります。
その他の柱は通常の在来工法接合として、コストパフォーマンスに配慮。

屋根垂木が接する最下部と最上部には、ラフターロックという金物を取付。
このラフターロックと火打梁により、小屋裏の水平剛性(横方向の強さ)を確保。
2階床に24mm厚さの構造用合板を使用する事と、目的は同じ。

建物正面の下屋が取りつく箇所。
下屋を組む前に、耐力面材(ダイライト) と 付加断熱材(ネオマフォームt60)を先に張ります。
先に張る事で、断熱ラインがきちんと連続します。

下屋の2次防水層ルーフィングの立上りを確認。
250mm以上が瑕疵担保保険の規定ですが、余裕をもって300mm立上りを確保。




建て方の際、ご近所さまから良く冷えたミニトマトの差し入れも頂きました。
ご近所様から良くして頂けるのは本当にありがたいです。

断熱工事に続きます。。