耐震改修工事は順調に進行中。今週は施工中検査の一週間でした。

部分解体の改修工事のため、どのように施工したらうまくいくか、きれいに納まるか、を現場監督と大工棟梁が相談中。

解体する部分、しない部分との境目に手が入らなかったり、金物を打ちたいところにうまく打てなかったりと大分苦労をしていただきました。試行錯誤しながら無事に施工できたようで安堵しています。

そして、今物件は長岡市耐震改修工事の補助金を受給しているため市役所の立ち合い検査が行われました。

図面や耐震改修の計算書通りに施工されているか、耐力壁としてしっかり機能させるために釘の間隔に誤りが無いか、などを確認してもらいました。

さらに今週はもう一つの検査、「リフォーム瑕疵保険」の防水検査も行いました。

「リフォーム瑕疵保険」はリフォームした工事に関して、万が一不具合が生じた場合は保険で修繕を行えます。

リフォームした内容により異なりますが完成後から1年間もしくは5年間が保険適用期間です。

保険を受けるためには施工中の現場検査を第三者機関に実施します。今回は㈱日本住宅保証検査機構（JIO）に依頼。

外壁を貼る前の防水工事が適正に行われているかをじっくりと検査していただきました。サッシの交換する部分や外壁の貫通部（エアコンや換気扇のために開ける穴など）から雨漏れを防げるようにしっかりと現場監督と時間をかけて確認してもらいました。

「リフォーム瑕疵保険」は義務ではなく任意保険のため必ず加入する必要はありませんが、保険金で修繕費を賄えることはもちろんのこと、第三者の検査があることでお施主様への安心感につながると思い弊社では実施しています。

引き続き完成後ではわからない部分の工事もしっかりと施工していきます。