工事進捗 新築工事:長岡市二世帯住宅
長岡市二世帯住宅新築工事 -解体~地盤調査~地鎮祭~
2022/06/10
長岡市二世帯住宅新築工事はの確認申請や長期優良住宅の認定申請も完了し、いよいよ着工となりました。
解体工事
築65年のお住まいでした。現在ではほぼ100%工場で成形された材木が使用されるため、柱やそれに掛かる梁と呼ばれる横材は正方形や長方形。しかし解体するお住まいの梁には丸太が使用され、築年数を感じさせるノスタルジックな感情とともに、当時の大工さんの技術や建築の歴史に思いを馳せながら現場を見ていました。
新築後は現在アパート住まいの息子様ご家族との同居がスタートします。新しい住まいとご家族との生活に嬉しさや期待、希望を持たれつつも、ご主人が子供の頃から住んでいたお住まいの解体には寂しさを感じておられました。
いくら性能やデザインの良さを声高に叫んだとしても、そこで過ごした思い出には適いません。
「性能や使い勝手は良くなったけど、前の家の方がなんとなく良かったなぁ・・」なんて思いをお施主様にさせないように、我々も気を引き締めて工事に取り組んでいきます!
地盤調査
設計した建物の重さに対して、地盤が耐えられるか?もしくは地盤の補強をどこまですれば耐えられる地盤となるかの調査。
スクリュー状になった棒を荷重を掛けながら約10m下の地盤まで貫入させていきます。
今回要求した必要な地盤の強さは50KN/㎡。
これは、1m×1mの面積に対して、約5000kg(5トン)の重さが載っても建物が沈まないという条件。
地盤調査の結果、補強をすれば設計条件をクリアすることができました。(※地盤補強はどのお住まいでも基本的には行います。それぐらい、設計条件や国の基準に対して補強なしの判定ができる固い地盤は少ないのが現状です。)
地盤改良の様子はまた次回に更新します☆
地鎮祭
前回の『燕市殿島の家』のブログにあった通り、
神主様の力をお借りして、神様に一時的に降りてきて頂き、工事の安全祈願を致しました。
お施主様ご家族と、弊社からは社長、現場監督長谷川、設計担当金子 が参加。
二礼・二拍手・一礼。
そして、敷地の4隅を、塩とお酒でお清め。
ご主人様にも手伝って頂きました。
地鎮祭の前日まで雨でしたが、当日は見事な快晴。
きっと絵に描いたような『雨降って地固まる』お住まいになりますね!我々も安全第一で取り組みます!
では、本日はこの辺で。