工事進捗 新築工事

水田を望む家~木造カーポート工事~

2022/04/10

■雪解けを待って、二期工事スタート

最高気温は20℃を超え、桜も開花してきた長岡市内。
完璧な春の訪れです。
毎年のことですが、たった2か月前までは雪に囲まれていたとは思えませんね。

さて、
真冬に内覧会を終えた 水田を望む家。
雪解けを待って、木造カーポート工事の再スタートです。

降雪前に基礎は降雪前に打設済み。
一気に上棟していきます。

在来軸組工法で作る木造カーポートです。
過去ブログでも解説していましたが、住宅と同様に耐震設計をして かたち を決めています。
(過去ブログは、新ホームページの移行に伴い現在復旧中です)
開口幅は約5.9m。
そのため横方向を渡る梁も、きちんと耐震計算をすると大きくなります。
最も大きな梁で、540mmの梁せい(梁の高さ)があります。

そして適所に壁面を設け、耐力面材や筋交いを設置。= 地震力に対して備えます。
はい。住宅と同じ考え方です。
「車庫だから骨組みだけでOK」では無いのです。

屋根は、立平防水葺きとして、緩い勾配をつくります。
美観考慮で雪止めアングルはブラック塗装品を使用。

内壁面は、お客様と相談し、不燃材である木片セメント板を採用。
この木片セメント板。大工さんと色々配慮しながら施工しました。
・表面には印字があるため裏面を使用。
・裏面には生成時のセメント粉がまだらについているので、最後にペーパーがけ。

硬い素材なので、照明用の穴開けの際にはALC用の刃を使用。

外壁面には住宅と同様に焼杉張り。
大工さんが呼吸を合わせ、2人がかりで張っていきます。

外壁焼杉は基礎より張り下げて、雨仕舞い。(土台水切り省略)

住宅同様、本質的な素材を使用して、すっきりと形を整えました。
しばし外構工事が続きます。